ホットスポット 松戸 空間放射線量0.477マイクロシーベルト 2011.07.21


私は、千葉県松戸市東平賀という場所に住んでいます。

先日7月12日に松戸市が公式発表した私の自宅から100メートルと離れていない公園の空間放射線量は、地上5センチの高さで0.477マイクロシーベルト

50センチの高さで、0.383マイクロシーベルト

100センチで0.344マイクロシーベルトです。


福島原発からは直線距離で約200キロ離れているのですが、まさにホットスポットの真っ只中。


6月末までは、暑い日でも窓を締め切っていたのですが、7月に入り、あまりの暑さに窓を全開に開け、夜もほぼ全開の状態で寝ています。

自宅はマンションの5階にあります。


高さと空間放射線量の関係が気になり、先日Webで検索してみました。

ある研究者の方の論文によると、マンションの高さが2階以上になると空間放射線量は半減するとなっていました。

ということは、0.477マイクロシーベルトの半分である0.24マイクロシーベルトが、我が家の空間線量なのか? 果してそうなのであろうか、と思いながら、日々暮らしています。


娘は病気知らずの3歳児。

私も妻も幸いな事に娘同様に病気知らずです。


それにしても、それにしても、0.477マイクロシーベルトとはちょっと驚きです。


1年間の累積放射線量はこのまま推移すると仮定すると、地上5センチで0.477 x 24 x365=4.178マイクロシーベルト
地上100センチで0.344 x 24 x 365=3,013マイクロシーベルト


仮にマンションの高さが2階以上になると空間放射線量は半減するにより計算すると、年間の累積放射線量は、2,089マイクロシーベルトとなります。


また、セシウム134(半減期2年)・セシウム137(半減期30年)の核種の割合を各50パーセントと仮定すると一年後の空間放射線量は、地上5センチでは0.357マイクロシーベルト。マンションの高さが2階以上の場合、0.178マイクロシーベルトとなります。


2年後は、セシウム137のみの影響となり、地上5センチでは0.238 マイクロシーベルト
マンションの高さが2階以上の場合、0.119マイクロシーベルトとなります。


平時における千葉県環境研究センター(市原市)の空間放射線量は、0.022〜0.044マイクロシーベルトですが、山口県の平時における空間放射線量は、0.100マイクロシーベルト前後です。

これは放射線を多く含む花崗岩などの割合が山口県では多いためと様々な本や記事に掲載されています。


つまり2年後には、山口県の2倍の空間放射線量の中で暮らし、おそらく健康への影響はほとんどないと考えられますが、それにしても空間放射線量0.477マイクロシーベルトホットスポットの真っ只中での生活は、気分の良いものではありません。


福島県などの高線量地域にお住まいの方々は、この何倍もの線量の内で生活していらっしゃるのですが。さぞや落ち着かないものがあると思います。


私は、3月11日の福島原発事故以来、日本国を大きく変えるには、我が国の25パーセントから30パーセント位の人口比を様々な外国籍の人々にし、参政権を与え、真の意味で開国する事ではないか、と考えるようになりました。


2010年における外国人登録者数は213万人です。

この数字を10倍から15倍の2000万人、3000万人にするのです。


少子化問題を解決することにもなりますし、1億2,800万人(2010年10月実施国勢調査)ものほぼ日本人だけの国家というのは、体制的にも、精神的にも、いびつで脆弱な構造を生み出すのではないでしょうか?


責任を誰が取るのか分からない、また責任を取るとは、どのような事なのか明確でなく、また、責任を取るとは職を辞すると同義であると考えている人達、責任を持つ、責任を取るという事は、辞職することではないと私は考えています。


時代を見据えた国家戦略、政治家としての自覚や論理性、国民一人一人の国際感覚の向上、国籍を問わず誰でも自由に参加できる、自分の意見を論じることのできる民主的な議会政治。

多様な価値観を持った多くの外国籍の人材が我が国に流入することにより、責任の明確化、慣れ合いの社会システムからの脱却、誰でも納得できるシステムの構築や筋道の通った論理性が必要になり、日本は根底から変革せざるを得なくなります。


50年後、100年後の日本を考えると、この福島原発事故という歴史的大事故を機に、皆の手で日本を大きく変革するべきです。


添付した写真は、江戸川に掛かる流山市野田市の境にある高さ100メートル以上はある巨大な東京電力の送電塔です。


おそらく福島第一原発で発電した電気を東京に送電していたものと私は考えています。

一年前の雨季に、この送電塔の下を自転車で通った時には、冷蔵庫の駆動モーターのような微かな音が聞こえ、ガイシがジッジーと音を立てていたと記憶しています。

それが今では、何も聞こえず静まり返っている状態です。

鳥達のさえずりがあちこちから聞える中、巨大な送電塔の列が水平線の彼方まで、ほぼ東から南西方向に向ってつづいています。


高さ100メートル以上はある巨大な東京電力の送電塔の1塔の価格は、幾らなのか?
1億・2億・3億・4億・5億、それ以上か?

それに直径20センチはありそうな総延長1000キロメートル以上の電線の価格は?

もったいない話ですが、福島原発から発電された電力を東京に送るための送電塔などのインフラの総価格は、数千億円から1兆円程度ではないでしょか?


その高価なインフラを無にするのでしょうか?

いえ、おそらく近い将来 福島県に大規模な太陽光発電設備や海上風力発電施設を建設し、原発のインフラを利用するかも知れません。


それにしても、今直ぐにでも日本の社会を根幹から大変革する必要があるのではないでしょうか?

使い道のない巨大な送電塔や送電網に、決して日本社会をしてはなりません。


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