散歩ウォーキング(3) 2010.11.02
今朝は久しぶりの晴天で、爽やかな日差しが降り注いでいる。
明日で3歳になる娘のあすかは、雨の日が何日もつづき「公園に行きたい!!」「公園に行きたい!!」と声を上げていたが、本日やっと好きなだけ公園で遊べる。
大人にとっては雨の日もそれなりに楽しめるのだが、子どもにとっては青空の下の公園で思い切り走りまわったり、友達と追い駆けっこをする方が良いに決まっている。
私は三日ぶりの散歩ウォーキングを楽しんできた。
最近雨続きの日が多かったせいで、なかなか散歩ウォーキングに出掛けることができなかったから、今朝の散歩ウォーキングは事の他気持ちの良いものとなった。
松戸市の北小金という場所に住んでいる私にとっての散歩ウォーキングのコースは、近所にある1級河川の富士川沿いを歩くコースが主である。
その所要時間は平日の朝6時過ぎから1時間程で、休日は1時間半ほど少し足を伸ばして、富士川から江戸川へと流れる坂川の川辺を富士川から歩くコースである。
私の散歩ウォーキングは、散歩でもなく純粋なウォーキングでもない、気の向くまま興味のある風景や野草、畑の作物、昆虫や野鳥、空や雲、残月や飛び跳ねる魚などを眺めながらのウォーキングなのである。
今朝、私は残月の残る晴れ渡った青空の下、朝日の差し込める富士川沿いを1時間程歩き、幸せな時間を過ごした。
11月になって秋も深まり、川辺には朝日を浴びたススキがその銀白色の穂を秋風になびかせながら、気持ち良さそうに輝いている。
そんな光景を目にするだけで何故か幸せな気分になる。
最近、モズのさえずり鳴く声を良く耳にするようになった。
モズは川辺の栗の木や畑の柿の木の梢に止まり、キィキィキーとモズ独特のさえずり声が朝の清涼な空気の中に聞こえる。
また、最近チョウゲンボウも良く目にする。
チョウゲンボウは畑の中に点在する送電用の鉄塔の最上部に留まり、畑や辺りの雑木林に餌はないかと目を凝らしている。
先日、チョウゲンボウが鉄塔の上で野鳥をついばんでいる光景に出くわした。
チョウゲンボウは全長30センチ程の小型のハヤブサ類で、時折カラスに追われている光景を目にすることがある。
カラスは必ず2羽で1羽のチョウゲンボウを追いまわす。
チョウゲンボウは悠然とカラスに戦いを挑むことはなく、カラスに追われながら、鉄塔の上や介護施設のビルの上にある携帯電話用の送受信アンテナの上に逃げていくのである。
その光景を見る度に、私は少し情けない気持ちになる。
また、最近はカワセミをよく目にする。
カワセミは一年中この富士川の川辺にある巣に生息し、つがいで棲んでいる。
カワセミはキィキーキィキーと鳴きながら、つがいで川面の上30センチ程の空間を3メートル程距離を置き、高速で直線的に飛行する。
この時期になると夏毛はすっかり取れ、鮮やかなスカイブルーの背中の毛を際立せている。
カワセミが川辺の枯れ枝に留まり、小魚を狙う姿は精悍そのもので、とても利口そうに見える。
私は子どもの頃から、カワセミを直に見ていたと思っていたが、このように身近な場所で、長い年月を経て、見るようになるとは思いもしなかった。
また、1カ月程前になるが畑の中で2羽の雄のキジがケンカをしていた。
私が散歩ウォーキングをしていると、10メートルばかり離れた畑の際から甲高い鳴き声がした。思わす目を向けると、2羽の立派な雄のキジがケンカをしていたのだ。
この辺りには、おそらく10羽以上のキジが生息し、時折親子のキジが畑の中から姿を見せることもある。
ケンカをしていた2羽の雄は、数秒後、畑の中から一羽を追う形で、大きく羽ばたくことなく、ほぼ一気に200メートルの距離を直線的に飛行した。
それはまるで槍投げの選手の手を離れた槍のように見事だった。
時間にすると5・6秒のことだ。
私はその光景を目にし、その飛行術に感動した。
このつつぎは、また後日。
たまには自分の好きな散歩ウォーキングの話を書いていきます。
娘の話ばかりじゃ、もったいないですよね。
こんな素敵な自然の残っている散歩ウォーキングの話を書かないなんて。
本当は、素敵な写真を望遠付きの一眼レフカメラで撮って、みなさんにお見せしたいのですが・・・。
お元気で、良き日々を!!!
いつもありがとうございます。
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